ポケットティッシュ

「誠一、見て!」(^o^)ノ
んっ!?ポケットティッシュがどうかしたの?

「ポケットティッシュいっぱいね!」*^o^)ノ
…だから?(^_^;

奥様が日本へ来たばかりの頃、駅前でサラ金のお姉さんにポケットティッシュを差し出されたとき、奥様はそれを受け取るのを拒否した。
しかし、太田がポケットティッシュを受け取ったのを見た奥様…

「それいくらですか?私それ持ってますね。買ういらないです。」
これは買ったんじゃないよ。お金なんか払ってないでしょ。これは貰ったんだよ。

「なんであの女の子、あなたにそれあげるですか?」
宣伝だからくれるの。

「お金いらないですか?」
そうだよ。お金はいらないよ。

「あの女の子、すごいお金持ちですね。」
あの女の子がお金持ちなんじゃないよ。会社の宣伝だから、みんなにタダであげてるんだよ。

「センデンなんですか?」
広告だよ。
これがただのチラシなら、みんな受け取らないでしょ!?でもポケットティッシュならみんな受け取る。
ほら、だからポケットティッシュに会社の広告が入ってるでしょ。

「お金いらないですか。。。中国これ買う高いですね。日本人お金持ちですね。」
そ、そう~なのかなぁ…?(^_^;

中国の田舎からやって来た奥様にとって、ポケットティッシュを無料で配るなど有り得ない光景だったのだ。
中国でポケットティッシュは高いといっても、所詮はポケットティッシュ。
でも、わざわざお金を払ってまで買うのはどうかな…って、たかがポケットティッシュ、されどポケットティッシュ、そんな感じの微妙な値段。
しかし、ポケットティッシュがタダだと分かると、奥様は躊躇なく貰うようになった。
太田は必要がなければ貰わないが、奥様は必要あろうがなかろうが、ポケットティッシュなら無条件で貰うようになった。
使い切る前に貰うもんだから、ポケットティッシュは意味もなくどんどん増える。

そんなある日、太田は必要に迫られポケットティッシュをコンビニで買った。

「なんでポケットティッシュ買うですか?あなたバカですか?」
だ、だって…ポケットティッシュ持ってなかったんだもん。。。(´д`)

「家にたくさんあるね。駅に行っても貰えるね。」* ̄o ̄)ノ
そ、そりゃそ~だけど…(-.-;

来日したばかりの頃、奥様にとってポケットティッシュは微妙に高いものだった。
それが今ではポケットティッシュはタダで貰うものになった。
それどころか、ポケットティッシュを買う人=バカである。( ̄▽ ̄;
奥様の言い分も分からないでもないが、わざわざ駅前まで行ってサラ金のお姉さんに「ポケットティッシュくれ~!」なんて言えるわけがない。太田はそんな変なオジサンなんか目指してない。
っていうか、奥様のように、街角で差し出されるポケットティッシュを次から次へと貰うのもどうかと思うわけである。
ポケットティッシュを差し出される度に受け取っていたら、家の中にポケットティッシュがどんどん増えていく。
このまま行ったら、数十年後にはポケットティッシュ屋敷に…!
有り得ない!そんなのヤダッ!( ̄▽ ̄;

しかし、奥様はそれ以上のことをして太田を驚かせてくれた。
なんと、たまったポケットティッシュを荷物と一緒に中国へ送ってしまったのだ。
荷物のクッション代わりだろうか?それとも新しい形のODAだろうか?
中国はポケットティッシュが高いから送ったと奥様は言うのだが…。
もちろん、そのポケットティッシュのほとんどはサラ金の広告入りである。
家にある、駅前で貰ったポケットティッシュの9割はサラ金のポケットティッシュ。サラ金以外のポケットティッシュを探すほうが難しい。
サラ金のポケットティッシュを受け取った奥様の家族は、それを見てどう思うだろう?
「この広告のお姉さん可愛い!」とか思うだろうか?
あるいは「ウワッ、金利高っ!」とか驚くだろうか?
いやいや、たぶん広告なんぞ見ちゃいないだろうな。あの家族は。。。( ̄^ ̄)y-~~~
っていうか、中国本土にまでサラ金のポケットティッシュを配ってる奥様っていったい…?
消費者金融協会とかの回し者?( ̄▽ ̄;

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